[ Last Update : 2014.04.01 ]
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Concepts
見たことがないものを見てみたい、行ったことがないところ行ってみたい。 これは、人類誰もが持つ好奇心ですが、これこそ人を観光に誘う動機なのです。 そう考えると、宇宙は究極の観光の対象です。 世界最先端のデジタルドームシアターを使ったバーチャル観光、県内外の天文台やプラネタリウム、科学館での実習などを通じて、宇宙を対象とした観光について考えてみましょう。
また、グランドキャニオン、富士山、オーロラ、ナイアガラの滝等々、世界の観光資源には地球のダイナミックな活動の産物が多くあります。 ということは、地球を知れば多くの観光資源を深く楽しめる、ということを意味します。 では、それらを本当に楽しむための知識はどんなものか? どうやってその面白さを伝えるか? あるいは、その面白さを伝えるための「科学」の話がなぜこんなに嫌われるのだろう? いや、科学と言わず、観光を通じて楽しく「学問に触れる」ことはできないか? ‥‥等々、様々な可能性について考えます。
Activity
当ゼミの扱う研究テーマはかなり幅広いです。応相談。
- 最先端のデジタルドームシアターでは、内外の観光地から宇宙まで、360度のスクリーンに臨場感豊かに投影することができます。これらを使った新しい観光コンテンツを制作します。
- 市民が科学を親しみを持って受け入れられるよう、音楽等の芸術や、マジック・ファッションショー・ダンス等のパフォーマンス、あるいは文学などと融合し、クリエや宇宙教育研究所、関係諸機関と協力して観月会、七夕祭り、サイエンスカフェ等々の多くのイベントの企画・運営を行います。これらのイベントへの参加を通じてプロデュース力やプロジェクトマネジメント力を育成します。
- 全国各地の公開天文台や科学館・博物館はこれまで観光施設としての観点なしに運営されてきました。これらの施設での見学・調査を通じて、広く博物館の新しいマネジメントについて考えます。
- 宇宙教育研究所の協力のもと、ロケット打ち上げ、天文観測、将来の宇宙観光、宇宙政策などについても希望に応じて研究することができます。
平時には、以下のような運営をしています。
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毎週のゼミでは、プレゼンテーションの鍛錬も兼ねて、持ち回りで個々の研究の報告をします。人前での表現力の育成と同時に、他のメンバーの研究活動を見て学び、また報告に対する質疑応答を通じて学びます。
2014年度前期の場合は、
- 1-minute talks: 全員が「1分ちょうどで」近況報告
- Long talks: 4回生による卒論研究の進捗状況報告×3(各30分程度)
- Short talks: 3回生による学習のまとめ報告×2(各20分程度)
- ゼミ全体で取り組むプロジェクトに関するミーティング・作業