尾久土ゼミでは、毎週ゼミ生がPowerPointを使った発表を行っています。3回生は興味ある文献のレビューを、4回生は卒業論文の進捗を、それぞれ報告しています。
本日の発表者
○奥村波月:中山茂編(1982)『天文学史』恒星社厚生閣
尾久土さんからのコメント
・星の文化を知ることで、観光資源発掘になる。
・大阪、泉州の星文化を発掘してみては?
・大阪市立科学館 嘉数さんの弟子になる?
・東洋天文学に詳しくなってください!
○加藤はるか:近内悠太(2020)『世界は贈与ででてきている―資本主義の「すきま」を埋める倫理学』
尾久土さんからのコメント
・「贈与」の概念を使って、ボランティアガイド、有料ガイドのあり方を考察してみては?
・本気でやり出すと、ちょっと大変な研究かも… かなり本を読まないといけない。
・「贈与」の概念を、アンケートに散りばめた調査を行って、仮に大きな差が見られなければ、お金とっても良いという話になるのでは?
・数千円支払うツアー参加と、数百円支払うツアー参加では、参加者の意識も変わってくる(数千円では「元取らなあかん」と思うんじゃない?)。
・博物館法では、博物館は非営利であることが謳われている(事業で使う分には構わない)。
・贈与に関する議論は、アストロツーリズムにおける「教育/観光」の二項対立を、真正面から考察できるのでは?
・明るい流れ星だけが、尾を引きますよ。
○福島咲来:卒論進捗
尾久土さんからのコメント
・t検定などを通して、まずは面白い差異を見つけてみる。
・『日本の星空ツーリズム』の情報も参考になるんじゃない?
・Googleマップのレビューを参考にする?
・天文台は、昼間は学びの要素(展示物の観覧)が、夜になると星を見る施設に変化する。