就職活動:卒業生Aの例(外部公開用)

この記事は約6分で読めます。

まず初めに:自己紹介

数年前に就活、転職した経験から今の気持ちを書いています。そのため、間違っていたり、今の環境とは違うこともあると思います。なので、自分の役に立つ部分のみピックアップして参考にしてください。

私は2019年に新卒である上場企業に就職し、2021年に地方公務員へ転職しました。ご縁があっての転職なので、就活がうまくいかず、職を変えたわけではないので、安心して読んでほしいです。

#文章が下手なのはすみません。
#ゼミ生は内部用を読んだ方が面白いと思います。

就職活動での「軸」「目的」の探し方

これは一例なので、皆さんも自分の軸を考えてください。ただし「軸」に固持する必要もないと思います。例えば、「年間休日120日以上」という軸の場合、もし会社の制度が変わった場合、急にその会社にいる意味がなくなりますよね。。会社も自分も環境(時代や法律、年齢、会社の規模、家族)などで、変わって行きます。そのため、変わりにくいこと(市場シェア=顧客からの評判、経営理念、福利厚生に力を入れている社風など)を軸にすることをおすすめします。

  1. 就活時も、今も「やりたいこと」「夢」はない。と言うか探している最中。
  2. でも、就活で後悔はしたくない。つまり、「自分にとって良い」会社に入りたい。
  3. 「自分にとって良い」会社ってなんやろ。
  4. 「自分にとって良い会社」=「自分自身が長く勤めたいと思える会社」「就活が楽な会社」と思った。
  5. 「長く勤めたい会社」=「比較的安定している=倒産しない」「激務ではない=利益がしっかりある会社=独占、技術力がある」「社風が自分に合っている(これは入社しないとわからない=会社が就活の時に見てくれる)」
    「就活が楽な会社」=「ライバルが少ない会社」=「あまり有名でない会社」「無名だけど技術力がある会社」「あまり知らない業界
    かなって考えてました。
  6. 以上のことから、
    「有名でなくても良いが、ある業界において技術力があったり独占していて、結果的に利益がしっかりある会社(基本BtoBになるよね)」に就職しようと思いました。

「軸」をもとにやったこと:会社探し

上記の通り、「有名でなくても良いが、ある業界において技術力があったり独占していて、結果的に利益がしっかりある会社(基本BtoBになるよね)」が軸になりました。では、就職活動でしたことをお話しします。

  • この軸では、無数に会社があるし、就活時点では知らない会社に入る可能性もあるので、知っている会社だけでなく、知らない会社、知らない業界の説明会やHPをチェックしてました。
  • 例えば、「リース業界」「SIerと言う仕事」「賃貸保証会社」「国内シェアNo1のポンプの会社」「海外でも売れている回路設計ソフトウェアの会社」など、就活がなければ絶対知らなかったような会社を知れました。しかも、その後就職してから顧客だった会社もあったので、いろんな会社を知れたのは、とても勉強になりました。(就活以降、そんなたくさんの企業を知るチャンスはないですよ)

「軸」をもとにやったこと:企業分析

気になる企業をピックアップしたら、その企業がちゃんと儲けているのか、自分が長く働けそうかをチェック。ただし、どれだけ行きたいと思っても社風が自分に合うのかなどは、調べてもわからないので、とりあえず受けてみて欲しい。その時大事なのが、会社が自分を選んでいると同時に、自分も会社を選んでいると思うこと。そうすることで対等な立場に立てるし、変に怖気付かない。結果的に受けた会社をよく知れると思います。#実際には難しいけどね。意識できればOK

使ったツール

  • 四季報
  • 会社のホームページにある「IR情報(株主向け情報)
  • 日本経済新聞
  • その他、経営系の本やその企業について取り上げている本(プロジェクトXとか)
  • 説明会の雰囲気、選考の雰囲気

見るべきポイント等は企業分析のページで書きます。

「軸」をもとにやったこと:準備

ここは就活支援サイト等が得意な分野。おそらくみんなやっていること。「エントリーシート作成」「履歴書作成」「ガクチカを考える」等、嫌々やってました。ただ、大事にしていたのは、これで面接官は何を知りたいのか何を見ているのかを考えて書いてました。

会社側から見た時に、優秀な人を楽に採用したいと思いますよね。そのためには何をするべきか考えましょう。学歴フィルターやSPIは簡単に選別できますよね。

「エントリーシート」「履歴書」等も何百、何千も見ている訳ですよね。目に留まるためには何がいいのか、いろんなパターンを作って、いろんな会社に送ってみてください。だんだんこれはウケるって言うのがわかってくると思います。#ちなみに私はわからなかったけど、このことを意識してた

「軸」をもとにやったこと:実際に受ける

軸があるので、「志望動機」「なぜこの会社を受けたのか」「他にどんな会社を受けているのか」なのは答え安いと思います。

あとは、受ける会社の社風に自分が合うのかどうかを向こうが判断してくれます。
正直、こちらも相手も答えはないので、やってみなきゃわからないと思ってます。ただし、最低限の常識は持って行ってください(遅刻しない、遅刻しそうな時には連絡を入れる、身だしなみ、相手の会社を知っておく=企業分析、言葉遣い)。#デートと一緒ですよ。
あとは、できる限り楽しんで下さい。選考が進むと本社までの「旅費」を出してくれたりしますし。

内定をもらったら

私は2社から内定をもらいました。結果的に入社することになった会社から先に内定をもらい、その後も内定先と同じぐらい行きたい企業へは就職活動を続けました。その結果、もう一つの会社からも内定をもらいました。

問題はここから、どちらへ行くかでした。#就活中の人は羨ましいと思いますが、この状況は結構しんどいです。

いろんな人に相談したり、内定者懇親会に参加したりして決断しました。ここは企業分析や年収のデータ、口コミだけじゃわからないので、決断が大変です。

ある先生に相談した時は、「意思決定はどちらか一つしか選べないので、絶対的な評価はできない、相対的な評価しかできないので、サイコロとかで決めるしかないよ」って言われました。
つまり、大事なのは最後に選んだ方が「よかったな」と思えるように、選んだ後にがんばしかないとおもいます。

入社してから思ったこと

  • 就活はめちゃめちゃしんどい(主に精神的に)。けど、貴重な経験。
  • お金がかかるし、めんどいけど、自分への投資としてもっと受けておけばよかったかな。#いろんな会社を知るためにも
  • 思っている以上にいろんな会社、いろんなビジネス、いろんな業界がある。
  • 人事の人はただの窓口(人事権を持っているのはもっと偉い人)。そこまで気を使わなくてもいい。むしろ色々聞き出せる人。
  • 正直、入ってみたらギャップはいっぱいある(いい面も悪い面も)
  • 一方チャンスもある(ノルマ達成とか、会社の要望に応じることとか、自分の満足感とか)
  • 社会人は楽しい!!#個人的にいい会社に就職したからだと思うけど
  • 世の中にはいろんな会社(悪い会社も含めて)あるので、失敗したら最悪転職も一つの手だと思う。むしろ、失敗を恐れず、いろんなところを受けて欲しい。
  • 最後まで読んでくれて、ありがとうございます。少しでもお役に立てれば嬉しいです。悔いのないようがんばって下さい。