Astrotourism LabのSQMデータについて

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アストロツーリズムの参加者は「綺麗な星空」を期待して非日常空間を訪れるが、夜空の質(夜空の明るさ)は月齢、雲量、気温などの環境要因によって常に変動する。
そこで、Astotourism Labでは観光客が観光地空間で知覚する夜空の美しさの閾値を探索的に議論することを目的に、Sky Quality Meter(SQM-LE)を用いた夜空の表面輝度(NSB: Night Sky Brightness)の継続的な定点計測を実施している。

本ページでは、和歌山県紀美野町立みさと天文台や鹿児島県与論島など各地で取得された、SQMデータおよび各種気象データのアーカイブを公開している。これらのデータは、持続可能なアストロツーリズムの推進や、観光客の視覚性に関する定量的分析のための基礎資料として活用してほしい。

ダウンロード

下記よりダウンロードしたい地点をお選びください。

データ詳細

各測定拠点にSQM-LEを設置し、10分~5分間隔でNSBを自動計測してデータベースへ蓄積している。ダウンロード可能な主なデータ項目は以下の通りである。

項目名内容出典備考
id_datetime管理用ID  DB用の一意のキーにする予定
idSQMのID  
datetime時刻  計測した時刻
sqmNSBSQM_LE 
sqm_tempSQMにて計測された温度SQM_LE 
yahoo_rainfall雨量YOLP雨雲レーダーによる解析雨量
weather_owm天気Open Weather Map国内の気象会社と比べると精度が悪い
temp気温Open Weather Map国内の気象会社と比べると精度が悪い
temp_max最高気温Open Weather Map国内の気象会社と比べると精度が悪い
temp_min最低気温Open Weather Map国内の気象会社と比べると精度が悪い
cloud雲量Open Weather Map国内の気象会社と比べると精度が悪い
weather_jma天気気象庁 

注意点

  • Open Weather Mapは世界中の任意の地点の気象情報が得られるため、気象庁の観測地点のないところでもデータを得られるため採用した。ただし、全地球的な推定モデルを使用しているため、実際の観測と比べ精度はあまり高くないと考えられる。実際に設置場所の天気と異なることがよくある。そのため、参考値として使用すること。※精度と品質について(公式サイト)
  • 雨量については、Yahoo!の気象情報APIを使用した。これはOpen Weather Mapのデータの信頼性が低いため、補助的に使用する目的で収集している。ただし、このデータも気象レーダーで観測された降水の強さを時間雨量(mm/h)に換算した値であり、実際の降水量と異なる点に考慮する必要がある。
  • 上記の通り、信頼性の低いデータが多いがこれらの仕組みを使うことで、気象庁の観測地点がなくても、日本中のどの地点であっても同様のデータが取得できるような仕組みが作れた。

仕組み

下記を参照して、SQM-LEやAPIからデータを収集した。各地点において、10分おきに取得。

Credit

⽶澤 樹, 澤⽥ 幸輝, 尾久⼟ 正⼰(2022)「夜空の暗さの定量的計測とツーリストの星空評価の⽐較分析 〜みさと天⽂台における予備調査と今後の展望〜」『第18回観光情報学会全国大会講演予稿集』pp.9-10

雨量データCredit
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