質問答えてみた。米澤の個人の意見です。間違ってたらごめんなさい。
※特定の組織、組織の見解ではありません。
- Q天文台の具体的な仕事について知りたいです。また、平均年収、休暇体制など具体的な労働環境についても知りたいです。
実際お給料はどのくらいなのか - A
•11.給与等
紀美野町職員給与条例及び関係規定により行政職給料表(一)を適用し、前歴を換算して決定します。また、条件に応じて扶養手当、住宅手当、通勤手当、期末手当、勤勉手当等を支給します。(参考:令和2年4月1日現在初任給大学卒182,200円、短大卒163,100円、高校卒150,600円)
13.勤務条件等
勤務日及び勤務時間:水曜日から日曜日及び国民の祝日に関する法律に規定する休日の12時45分から21時30分(休憩時間を除き1日7時間45分、1週間当たり38時間45分勤務)
休日:月曜日、火曜日(祝日にあたる場合は翌日)、年末年始(12月29日~翌年1月3日)等※出典:令和2年度 紀美野町職員採用試験 第2回 案内
•給与については、地方公務員と同じ、よその天文台も運営主体の給与体系と同等だと思われる。ネット検索によると、「平均年収522.4万円※残業代を除く」らしい
- Q・学芸員資格を取りたいと思い始めたきっかけはなにか。天文台え働きたいなど、そういった分野に対してはいつごろから興味を持ち始めたのか
・在学中に学芸員資格を取得されたがもともとその分野に興味を持っての行動なのか気になります。
・いつ頃から、宇宙や天文学に興味を抱いたのですか。 - A
資格取得は大学から、なんか資格取っといた方がよさそうだったから。特にしたいことがなかったので、とりあえず選択肢を増やすために取得。天文分野に興味を持ったのは「観光と宇宙」と言う尾久土さんの授業を受けてから(大学2回生)
- Q美術館や博物館と学芸員の関わりはイメージしやすいのですが、天文台と学芸員の関わりはなかなかイメージが湧きません。具体的にはどのように天文台と関わっているのでしょうか。学芸員としての仕事内容等ありましたら教えて下さい。
- A
1.博物館資料の収集・整理
→天体写真、発行物
2.博物館資料の保管・保存
→望遠鏡保管、保全、修理、光害対策
3.博物館資料の展示・活用
→プラネタリウム、各種展示物、星空ツアー
4.博物館資料の調査研究
→学会発表、公開天文台白書作成
5.教育普及活動等,博物館資料と関連する事業
→この授業、博物館実習受入、プラネタリウム、星空ツアー
- Q18単位が学芸員になるには必要であると聞いたが、そもそも学芸員になることを前提として履修を組んだのかどうか。
- A
もちろん。無駄に単位をとりたくはないので。
- Q学芸員資格を取得する過程、もしくは取得して仕事についてから、一番楽しかったこと、学びを感じたことは何ですか。
- A
いろいろあるので、省略。
- Q博物館の展示物は傾け方や光によって見せ方を工夫していますが、天文台ではどのような見せ方の工夫をするかなどはありますか?
星は展示物と違い、角度や光の調整することができないので、工夫している点があれば教えてください。また、博物館の展示物は光や風、温度による劣化の対策が課題になっているように、天文台だからこそ発生する問題はありますか? - A
- Q・資格を取るために具体的に何をしましたか
・学芸員資格を取得するにあたっての勉強方法を教えていただきたいです。 - A
授業を受け、単位を取った。
- Q天文台の施設は充実していますか?なにかあるとうれしい施設はありますか?
- A
大型バスの通れるような道、公共交通機関。
- Q・天文台で勤務する楽しさと難しさ。
・具体的な仕事内容ややりがい
・やりがいは何ですか。また、しんどいことは何ですか。
・天文台で働いていて、一番激務だと感じる仕事は何でしょうか。 - A
■嬉しいこと
・お客さんに「面白かったです」「また来ます」と言ってもらえること
・すごくきれいな星空、天体、天文現象が見られること。
例えば、ここ10年で一番土星がきれいに見えた日に立ち会えたこと。
■しんどいこと、難しさ
・繁忙期(GW、お盆、流星群)
・公務員として公平な対応をしないといけないこと。
・天候によって、見せられる天体が変わるので、事前にスケジュールを立てられない。臨機応変に対応しないといけないこと。
・ツアーの参加者に1500円の価値を出すこと
- Q学芸員資格を取得する前から学芸員を志望していましたか?また、天文台に勤務することになったきっかけも教えていただきたいです。
- A
資格取得の時点では、学芸員になることを志望していなかった。
- Q学芸員の資格を取得するうえで大変だったこと
- A
挫折しないようにすること。
- Q学芸員資格を取るにあたって挫折はしなかったのか。
- A
した
- Q今の待遇で満足していますか。
- A
満足はしていないけど、仕事量と釣り合っているとは思う。
- Q社会教育調査によると図書館職員の非常勤・指定管理者職員の割合が全国的に50%以上になっていると読み取れます。同じく専門性を求められる職に従事する方にはどのように映っているのでしょうか。
- A
自分が指定管理職員、非正規職員になったことがないので、あくまでも参考程度だが、
・指定管理は悪いことだけではない。行政では迅速に動けない(=事務手続きが多い)ことを効率的に行えるようになる可能性がある。
・一方で、任期付き雇用になりがち。学芸員は即戦力にはなれない、経験が必要だと思うので、暗黙知を蓄積するためにもよくないと思う。
両方を解決できるような、方法を模索する必要があると思う。#大阪市博物館機構等の試みをもう少し詳しく知りたい。
- Q学芸員をやる上でこころがけていること。
- A
また来たいと思ってもらえること
- Q天文台で働くまでに苦労はありましたか。
- A
受験では特になし。あえて言えば、交通費。
内定がもらえてからは、その当時の仕事と天文台研究員で悩んだこと
- Q学生の間、学芸員として働くことのできるほどの知識はどのように身に着けましたか?
一口に学芸員といっても様々な専門があると思うのですが、その専門性はどのように磨いたのですか? - A
基本は学べたが、完全には無理。
働くために本当に必要なことは働いてから教えてくれるので、心配はいらない。
※少なくとも私の勤務したところはそうだった。
逆に教養など、すぐに役に立たないことは大学でしか勉強できない!
- Q・資格を取るためにした勉強のうち直接仕事に役立っている知識は全体の何割くらいですか。
・大学で学んだこと(博物館科目)は、仕事中に役立ちますか?あるとしたらどんな時にどんなことで役立ちましたか? - A
正直何をどこで勉強したのか、覚えていない。体感1割程度。
仕事ですぐに役に立つ知識、スキルは仕事中や休みの日に学べるし、意欲的に学べる
じゃあ、大学の内に何を学ぶべきか。仕事をしている時には学べないこと。
教養や、ただただ気になること、興味のあることを勉強すべき。
個人的に勉強して良かったスキルは、タイピング、プログラミング、illustratorの使い方、QGISの使い方。
- Q天文学的にいま注目している事柄は何ですか。
- A
天文学ではないが、来年の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)に期待している。
眼で見える彗星になるかも
- Q・3回生で就活に向けて、なぜ天文台に勤務しようと考えたのか、最終的に天文台に決めた理由を是非お聞かせ願いたいです。
・なぜ天文台を選択されたのですか。 - A
面白そうだったから。なりたくてもなれる職業ではないから。
年齢的に、最悪また転職できるし。
- Q学芸員資格取得と大学生活との両立で大変だったことは何ですか?
- A
学芸員資格取得=大学生活の一部
バイトも、部活•サークルも、遊びも、研究も大学生活
そのやりくり何を優先するかの問題。
- Q学芸員資格を取得してよかったことはなんですか?
- A
この仕事につけたこと
博物館の裏側が見られたこと
博物館を見学するときに、保管など普通なら気づけないことにも気付けるようになったこと
≒観光のまなざしのひとつ?
- Q在学中と比べて、今の大学に来て何か変わったと考えることはありますか?
- A
質問返しができること。任意なのに、質問する人が多いこと。
- Qなぜ紀美野町にあるみさと天文台に勤務したいと思ったのですか?
- A
そこに天文台があったから。ごめんなさい。受験するまで紀美野町を知りませんでした。
- Q学芸員資格を取得するにあたり、楽しかった講義は何ですか?
- A
博物館実習、実際の博物館に行って見学できた授業全般。ふつうは入れないバックヤードや収蔵庫、苦労話なども聞けた。これは学芸員授業を受けないと経験できないこと。
- Qどうしてその職業に就こうと思ったのか、また、その職業を目指したのはいつ頃か
- A
たまたま。ある意味では目指したわけではない。
- Q就職活動におけるアドバイス
- A
- Q学校教育で星の勉強を行う際に、授業中に実物が見にくいものどう伝えていけば星に興味を持ってくれるのか
- A
教育学を学んだことがないし、学校教育の際に興味を持てなかった人間なので、あまり参考にならないと思いますが、個人的な気持ちとしては、
自分の身近な体験に落とし込む、想像できるような実験をする等があるかなと思います。
例えば、月の満ち欠けは昼に月が出ているときにボールをその方向へ向けると同じかけ方をします。これと宇宙で起きていることを結び付けてあげれば、理解が深まると思います。
- Q実際に天文台に勤務することはぶっちゃけおススメですか?
- A
このようなことが好きな人は死ぬほどおすすめ。ボランティア(有償)で働く人がいるぐらい。めったにない天体現象が見られたり、普通に生きてたら操作できないような望遠鏡でいろんな天体がみられるので。
逆に条件が折り合わない人は、絶対にやめとくべき。給料も特に高くないし、夜働かないといけないし、土日休みないし、田舎やし。