近年、アストロツーリズムの実践は国内外で活発化しており、本年1月には国連観光機関であるUN Tourismから『A Guide for the Development of Astrotourism』が発行されるなど、観光業界における認知度も高まりつつあります。一方、日本では、多くのアマチュア天文家やプラネタリウム、公開天文台などによって、アストロツーリズムにつながる活動が古くから盛んに行われてきました。
しかし、学術研究に目を向けると、その成果は海外のものが中心であり、国内における研究はまだ緒に就いたばかりです。そこで、我が国におけるアストロツーリズム研究を活性化し、その成果を海外へも発信していくことを目的として、「アストロツーリズム研究会」を発足することとなりました。
その最初の活動として、第1回研究会を開催するとともに、研究会での成果を『アストロツーリズム研究』として公開していく予定です。天文学、観光学をはじめ、幅広い分野の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
なお、本研究会の発足にあたっては、本年7月、28歳の若さで急逝された澤田幸輝さんが、中心となって準備を進めていました。澤田さんは、わずか5年間という短い研究活動の中で、26本の論文と100本を超える報告を残しました。その研究領域は、天文教育、観光学、地理学、民俗学、情報科学など多岐にわたり、アストロツーリズム研究の可能性を幅広い視点から切り拓いてきました。
今回の研究会では、澤田さんを追悼する特別セッションを設けます。これまでの研究業績を振り返り、その足跡を顕彰するとともに、澤田さんが私たちに残したアストロツーリズム研究のさまざまな課題を受け継ぎ、これからの研究をどのように発展させていくのか、参加者の皆さまとともに議論したいと考えています。
第1回アストロツーリズム研究会
日時 2026年12月26日(土)10時〜18時(講演数で変更あり)
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終了後、会場で簡単な懇親会を予定(参加費3,000円、1時間半程度)
会場 奈良県立大学(奈良県奈良市船橋町10番地)
参加費 1,000円
締切
講演締切 2026年11月29日(予定)
参加締切 2026年12月13日(予定)
懇親会締切 2026年12月6日(予定)
集録締切 2027年1月31日(予定)
集録 発表内容は「アストロツーリズム研究」で掲載予定
プログラム(発表時間 質疑含め20分程度)
研究発表セッション:広くアストロツーリズムに関する発表
特別セッション「澤田幸輝さんの研究をレビューする(仮)」
世話人
尾久土正己、菊田智史、藤田大輔(奈良県立大学)、高梨直紘(東京大学)、
鳴沢真也(兵庫県立大学)、米澤樹(みさと天文台)
