はじめに
日本の光害のデータについてまとめたサイトがなかったため、作成しました。下記よりご覧ください。
使用しているデータ
星空継続観察(環境省及び星空公団)
星空継続観察は環境省と星空公団が、星空の観察を通し、光害などの環境保全の重要性を認識することを目的に、夏と秋の年2回デジタルカメラによる夜空の明るさの調査を実施している。地上からの計測のため、基本的には人工衛星でのデータより信頼性が高いと考えられる。一方、点のデータでしかないため人工衛星データとの併用が大事であるだろう。
複数年の比較が可能な継続観察地点と単年観察地点があり、クリックすると継続観察地点はグラフ表示されるようにしている。経年変化を知る場合に貴重なデータである。
光害データ(World Atlas 2015)
人工衛星で観測した夜間光データと地上から測定したデータを用い、世界中の光害を推定したもの。
午前1時半の計測である点、白色LEDの感度が低いことに考慮が必要である。
本データの詳細は国立天文台の平松さんの記事が詳しい。
背景地図
デフォルトはOpen Street mapを採用し、国土地理院の作成した、地理院地図、衛星画像、白地図を切り替えられるようにした。また、陰影起伏図も表示できるようにし、地形を考慮できるようにした。